ヘラクレスリッキー

ジークフリート(ゼット)

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2006年4月8日生まれ
血統不明

大井競馬場でデビューの予定でしたが、左前の蹄に蹄葉炎をわずらい、2008年夏、未出走のまま引退となりました。

とても人懐こい性格と、くりくりおメメのかわいい顔つきから、厩務員さんに大変かわいがってもらったそうです。引退が決まった際も、「なんとか生かしてやりたい」という関係者の皆さんの尽力で命をつなぐことができ、群馬の養老牧場さんに引き取られた後、数ヵ月後に我が家の一員となりました。

血統が不明なのは、デビュー前に引退したため、名前はもらっていたものの競走馬としての登録がまだだったようで、記録が残っていないことと、北海道への移住の際に、それまで預託していた牧場さんから健康手帳を受け取りそびれてしまい、その後牧場さんのほうでうっかり手帳を処分してしまったために、父・母ともに名前をたどれなくなってしまいました。が、記憶では、あまり知られていない馬だったような…。

ちなみに未登録の仮・競争馬名は「ヘラクレスリッキー」だそうです。大きい上に暴れん坊だったことから、我が家の一員になってからは「ジークフリート(通称:ゼット)」という新しい名前で呼ぶことになりました^^

悲しいことですが、デビューもしないうちに「処分=屠殺」となる若馬は毎年たくさんいます。それを考えると、良血というわけでもないうえ、蹄葉炎をわずらっていたのに命をつなぐことができたリッキーは、非常に幸運な馬だと思います。

未出走で引退し、一般には誰にも知られていない馬を「パパママの会」のリストに載せることについてはいろいろ悩んだのですが、プロジェクトの賛同者の皆さんから、「デビュー前に処分される馬もいっぱいいるということを、ひとりでも多くの人に知ってほしい」「同じような境遇の若馬たちの希望になってほしい」というお声をいただき、サポートを募集させていただくことにしました。

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性格は、人懐こいですが変な部分で小心なところがあり、トラクターは大丈夫なくせに小さなポリ袋に驚いてぶっ飛んだりと、なかなかコミカルな存在です(笑)一方でアルファ(ボス)気質は強く、3歳になったばかりの頃、去勢前だったせいもあってか、放牧仲間の馬を半殺しにした(汗)過去があります。

左前の蹄葉炎の後遺症がかなりしつこいのですが、ふだん放牧で走ったり跳ねたり、ギャロップで爆走したりする分にはまったく問題のない程度まで回復しています。体高170cm近い大柄で頭がよく、運動能力も高い分、ヒマをもてあますタイプなので、現在少しずつ馬場馬としての調教を開始しています(フランス伝統馬術)。

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